時々日記

日々の制作や日常の中で感じた事など、時々更新しています

 久しぶりの投稿になってしまいました。いつも書きたいと思いながら、制作と仕事の毎日です。

 本郷新札幌彫刻賞を受賞した作品を制作しています。2024年5月末から3年間、北海道札幌芸術の森美術館・中庭エントランスに展示予定の作品で、大変楽しく制作しています。本当に実現できるのか少々不安もあったのですが、なんとかなりそうです。というよりも楽しくてしょうがないです。 いつものアトリエの作業場では作品が大きくて入らないのですが、まあ、扉を開け放して、半分くらい作品を外に出して制作しようかなどと考えていました、、ところが大変ありがたいことに、ものすごく大きな作業場を貸していただけることになり、そこで制作しています。本当に感謝です。。!!

 何より半分外のようなところで寒さが厳しいのですが(マイナス20!)、制作を始めていると、大気の動き 鹿の鳴き声 キツツキの穿つ音 どんどん動いていく太陽 ギラギラと輝く満天の星 大きな雪の結晶 雪かきの連続 しかしそのどれもが自分の力になっていくような感覚があり、新しい発見をしています。

 大学生の頃にバイクに乗っていて、5、6年移動は常にバイクだったのですが、(何も考えずにローンを組んで、ドラッグスターの400に乗っていて当時は大変でした・・笑)その時に感じた、その場所の空気の匂いや湿度、温度、地球の動きの一端の中にいることをはっきりと認識したような感覚や、 小さい頃に除雪車で大きく積み上げられた雪山が僕の中でスーパースターで、登ったり削ったり滑ったりしたことや、屋根の雪下ろしと称して登ったり、雪と一緒に落っこちたりが楽しくて楽しくてしょうがないこと、夏は壁ぶつけ(野球ボールを壁に投げることを繰り返す)にずっと熱中していたこと 何か忘れていたことを次々と思い出します。 

 もう少しで全体像をお見せできそうで楽しみです。

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