時々日記

日々の制作や日常の中で感じた事など、時々更新しています

制作中のところを撮影していただけました。撮影は写真家の箕浦伸雄さんです。制作はいつもながら思うように進んでいないのですが、風のように現れ、いつの間にか、ものすごい写真をいくつも撮影いただいており、本当に敬服するばかりです。。こんなふうになんで撮れるの、、驚くばかり。何を考え、感じているのか、底知れない。すごい。

光との対話をしているという点で共通するのかもしれないのですが、それにしても異常なクオリティーの高さの写真を撮影し続けていることの凄みを感じざるおえない方で、しかも気さくで沢山の知見に刺激を受けています。

この作品は、高さは建物の天井まで(4mの樹木に、アトリエの天井の高さ5メートルまで付け足して伸ばす予定)、太さが120㎝の樹木を使っています。200歳! いつもながら樹木に潜って中をえぐり彫り(至福の時間)木の割れに沿って割広げています。

直立させる作品を久々に作っています。写真は直立させて彫るところや(彫るの変換がなぜかいつも掘るになる。文脈からそういう予測になるのだろうか、、笑)寝かせて中を彫るところなどです。

今まではNothingというもの、生と死のつながり、見えざるものとの対話とか、どこかとつながる見えない時間とかそんなことをぼんやり考えていたことが多かったのですが、今は太陽そのものを彫っている気がしています。 

生成するそのものに近づきたい。単純な僕は太陽に恐ろしさと憧れを持ち続けていて。やはり太陽を彫っているという気がしています。

今日から少し時間が取れるので、朝から制作しようと思います。なかなか夜は冷えすぎて作れなく、、。とにかくがんばります。

今のところ、夏至の日にオープンアトリエを!!!などと思っています。太陽を彫り、一番太陽が近い日にこの作品たちを見たいのです。 あと半年、死ぬほどがんばります。

太陽と交感する最大の生命、樹木。その内と話す空間を作りたい。

むっく(犬)との最高の写真 うちの犬は間違いなく世界一可愛い。彫ってると寄ってくる。
内側を彫っており、中がトップライトから光る。太陽光で光ようにするつもり。夏至の太陽をみたい、がんばるぞ。。。。!
これからこの木を寝かせますよ、の図。
結構怖い。慎重に、、、。
確かに不審者だ。よく言われる。
中を彫るときのチェーンソーの様子、結構手前の方は比較的楽です。とにかく香りがすごくて素晴らしい気持ちに。。
模型を見てもらうと、とても喜んでくれた写真家の箕浦さんと梶川さん。共感してくださることに震える
大体は油粘土で模型を作っています、上にライトを置いて光の具合をよくよくみる。太陽と交感している最大の生命は樹木だと思う。その中に入る至福。
ストーブに近づきすぎて三毛犬になってしまった、むっく。(雑種、16歳、足が短い)
後ろの作品は、この木の中を彫る前の、年輪を白い色鉛筆で擦りとったもの。フロッタージュは初めてだったので苦戦した。でもやはり、年輪をみていると、木が星や太陽の光の軌跡を彫っているように見える。 高さ2m50くらいの大きめの作品。
年輪 光の輪に 

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